うちの高校、というか、三年になってからの授業のひとつに、倫理というものがある。
まぁいろいろ考える授業だ。
と、思っていた。
だがどうだろう?
教科書を開いてみれば、そこには宗教関連のページがずらりと並んでいる。
哲学的な内容などほんの数十ページしかない。
『人生の在り方とは?』『人間とは?』
『魂とは?』『愛とは?』
上記のような内容があるものだと、俺は信じていた。
楽しそうな授業だと思っていた。
だが現実はそこまで甘くはなかった。
担当の教師は『わしは“気”が使える』などと言い出すし、
教科書、資料集には宗教的な勉強内容しか載っていないし、
授業はほぼ板書のみだし、
まったく生徒は何かを考えさせられることなどないし、
よく授業を聞いてると内容が世界史だし、
何から何まで『倫理』らしい授業などない。
では俺はその授業で何をするのか?
基本的に3択だ。
時々、例外で4つ目の選択肢も出てくることもある。
A.寝る
B.絵を描く
C.小説を書く
滅多にないD.教科書か資料集をひたすら読む
ということになる。
最近は5割がBで、3割がA、残りがCかDとなる。
どう考えてもまともな授業態度じゃねぇんだよな、あはははは
あぁ、それだけだ。
スマンな、ちょっと書きたかったんだ。
でもまぁ、教師が自称『“気”が使える人』ってのはいいだろ?
捻挫とかしたら治してくれるらしいぜ。
じゃぁ俺はここらで失礼する。